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2013年12月4日水曜日

中国、張成沢氏失脚情報に反応示さず



中国政府は3日、北朝鮮の張成沢国防委員会副委員長の失脚と、リ・ヨンハ行政部第1部長、チャン・スギル行政部副部長の側近2人の公開処刑説について、特段の反応を示さなかったと4日付の国民日報が伝えていました。

記事には、「中国政府としては、内部的なチャネルを介して状況の把握に注力して」おり、「中国が公式のコメントをだすまでには、体制の特性上、時間がかかる可能性が高い」との北京外交筋の話がでていました。

先立って韓国の国家情報院は3日、国会情報委員会において、張副委員長の側近2人が公開処刑されたことが確認されており、張副委員長自身も失脚した可能性が高いと明らかにしていました。

MBCでは、キム・ジョンウン体制後の改革と開放を主導した張副委員長が、長距離ロケット発射と3回目の核実験の過程で、崔龍海総政治局長など軍部と権力闘争を繰り広げ、敗れたとの専門家の見方を紹介していました。

けれどもその分析も、現段階では張副委員長の失脚が未確認の段階であるために、推測の域をでないと思ったほうがいいかもしれません。