韓国消費者連盟は市販されている国内7ブランド、外国8ブランドの男性用ジーンズ計15ブランドを調査したところ、韓国型SPAのブランドであるベーシックハウスの製品から、基準値を越える発癌性物質が検出されたと28日明らかにしたそうです。
聯合ニュースによると、当該の発癌物質とはアリルアミンとのこと。アリルアミンはジーンズの染色工程で使用されており、膀胱癌や腎盂尿管癌といった尿路上皮癌の発癌化学物質として知られているとか。それが基準値(30mg/kg)の約3倍(88.8mg/kg)検出されたといいます。
ベーシックハウスはこの日のプレスリリースで、「アリルアミンが検出されたとするジーンズの製品は、韓国衣類試験研究院(KATRI)のテストを経た生地を使用した製品で、KATRIのテストでは検出されなかった」とし、複数の検査機関での再検査を依頼する計画を明らかにしたそうです。
またTV朝鮮は、「基準値以内ではあるが」と断りつつも、ベーシックハウスを含む6ブランドからは、内分泌系障害誘発物質であるノニルフェノールエトキシレートが検出されたと報じていました。
2013年10月28日月曜日
韓国メディア、ジーンズから発癌性物質を検出と報道
17:14
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