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2012/08/06

北朝鮮の大豊グループが業績不振で解散か

北朝鮮消息筋によると、大豊(デプン)グループが外資誘致の実績不振などにより、5月初めに既に解散していたとのことです。聯合ニュースやSBSが伝えていました。

大豊グループは2010年1月、軍の統帥権を持つ国防委員会の「決定」に基づき国家開発銀行の投資誘致窓口として本格的な活動を開始。金剛山(クムガンサン)外国人観光客誘致などに関わっていたものの、明確な実績を出せずに解散。 総裁だった中国朝鮮族出身のパク・チョルス氏は罷免され、国家開発銀行も解散したとのことです。

大豊グループの解散については、単に北朝鮮の外資誘致のための窓口を共和国合弁投資委員会に一本化しただけとの観測も記事にはあります。

大豊グループ解散が誤報でなければという前提で言えば、共和国合弁投資委員会は張成沢氏が実質的に取り仕切っていると言われていることから、イ・ヨンホ総参謀長の解任や大豊グループの解散は、軍(国防委員会)の政治的権限の弱体化によるものとの見方もでき、北朝鮮における先軍政治の終焉と張成沢氏への権力集中という構図が今後出来つつあるようにも思えます。

大豊グループは、国家開発銀行への資金調達のために世界銀行などの国際金融機構からの融資を目論んでいたものの、米朝関係が改善されずに失敗したため、総裁だったパク・チョルス氏が詰め腹を切らされた形になったのか。あるいはパク・チョルス氏は最初から国家開発銀行への資金調達は無理と踏んでいたものの、北朝鮮政府を騙して事業のための運転資金をせしめていただけなのか。

はたして、事実はいかに。