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2014年11月6日木曜日

韓国の国立樹木園、クマガイソウの葉緑体ゲノム解明



韓国の山林庁国立樹木園は5日、2年にわたる研究の末に、クマガイソウの葉緑体ゲノム構造を世界で初めて解明したと明らかにしたそうです。また今回の研究で、クマガイソウは17万4千を超える塩基配列の葉緑体ゲノムを持つことも分かったとか。韓国メディアが伝えていました。

クマガイソウは中国から朝鮮半島・日本にかけて分布するラン科の多年草だそうで、韓国では環境省が絶滅危惧植物1級にしている希少植物のようです。

クマガイソウの17万4千を超える塩基配列は、今まで知られている単子葉植物の葉緑体ゲノムのなかでは最も規模が大きいそうです。

解明されたクマガイソウの葉緑体ゲノム地図は、単子葉植物の進化系統研究にとって重要な資料になるものと期待されます。