6月30日未明、2014年FIFAワールドカップブラジル大会で予選敗退した韓国サッカー代表チームが仁川国際空港に到着。ロビーでメディアによる写真撮影をおこなっていたところ、男性ファンから飴を投げられるハプニングがあったそうです。
動画を見ると、男性ファンは「ヨンモゴラ(엿 먹어라)=飴を食べろ」と叫びながら飴を投げていますが、「ヨンモゴラ」には「クソ食らえ」という意味があります。
これは1964年12月7日におこわれた1965年度の中学入試の「自然」の問題に、「(飴をつくる際に)麦芽の代わりに入れるものはなんですか」という設問があったのが発端だそうです。
この問題の正解はジアスターゼになっていたそうですが、当時は大根おろしの汁も麦芽の代わりにして飴をつくっていたことから、大根おろしと答えた受験生がいたものの、なぜか不正解とされ、名門の京畿中学への進学は認められなかったといいます。
そのため、不正解にされた受験生の親たちが騒ぎだし、大根おろしの飴をつくった釜をかざして「ヨンモゴラ」と叫んだことが、「ヨンモゴラ」が「クソ食らえ」という意味で使われるようになった由来だそうです。
ちなみにこの「大根おろし騒動」以前にも、「ヨンモゴラ」は男寺党のあいだでは隠語として使われていた記録はあるものの、「ヨンモゴラ」が一般の人たちのあいだで「クソ食らえ」といった意味で使われるようになったのは、「大根おろし騒動」がきっかけだとか。
この「大根おろし騒動」。ついには裁判沙汰となり、結局は大根おろしも正解と認められ、ほかの学校に入学していた生徒も、学期の途中で希望していた京畿中学へ転校できたようです。
その際、大統領秘書官の子弟ら15人が、このどさくさにまぎれに裏口入学したことがのちに発覚。教育部の次官やソウル市の教育委員長は責任を取らされて辞任に。加熱する中学入試はなくなって、名門といわれる複数の中学も学校均等化のために廃校になる事態にまで発展したそうです。
2014/07/02
帰国した韓国サッカー代表に「クソ食らえ」と飴の洗礼
7/02/2014
JST

