国際刑事裁判所(ICC)検察部は23日、天安艦沈とヨンピョン島砲撃事件が戦争犯罪として認めるだけの証拠がないという結論を下したと韓国メディアが報じていました。
韓国の保守系市民団体は2010年12月、天安艦沈没とヨンピョン島砲撃が北朝鮮の金正日とキム・ジョンウンによる戦争犯罪だICCに告発。処罰するよう求めていたといいます。
ソウル新聞によると、ICC検察部は、「過去3年6ヶ月のあいだ、天安艦沈没とヨンピョン島砲撃事件が戦争犯罪に該当するかどうかを判断するため、広範な情報収集に努力し」、「正確な事実関係と法的判断のための情報提供を北朝鮮に対し求めたものの、北朝鮮がこれを徹底的に無視したために、法的判断をするだけの十分な調査活動ができなかった」と明らかにしたそうです。
またICCは天安艦沈没について、「民間人や民間施設ではなく、兵士と軍艦への攻撃なので、ICCが管轄する戦争犯罪に該当しない」と説明。ヨンピョン島砲撃事件についても、北朝鮮が意図的に民間人を攻撃したという事実が立証されなければならないものの、収集された情報だけでは故意性を判断するのは難しい」としたそうです。
ただし韓国外交部は、「ICCは報告書において、天安艦沈没とヨンピョン島砲撃事件は、北朝鮮の仕業」と表現。新事実や証拠が明らかになった場合には再調査に着手し、今後朝鮮半島でICCが管轄する犯罪が発生した場合、さらに責任者の処罰のための起訴措置を取るだろうと説明したとのことです。
2014/06/24
国際刑事裁判所、「天安艦とヨンピョン島砲撃は戦争犯罪ではない」
6/24/2014
JST

