旅客船沈没事故で韓国社会自粛ムード

16日に起きた珍島沖での旅客船沈没事故を受けて、芸能界ではSNSを通じ、哀悼の意を伝えるスターたちが増えているようです。一方でモデルのホ・ジェヒョクが、浴槽に黒い服を着て仰向けに潜水している写真をSNSに掲載。顰蹙を買っていました。

これについてホ・ジェヒョクは、自分は地方からソウルに出てきて３ヶ月も経っておらず、コンピュータもテレビもなく、旅客船沈没事故を知らなかったとFacebookで弁明。写真もホ・ジェヒョク本人ではなく、映画のキャプチャーだと説明し、事態を沈静化させようとしていました。

政界はというと、6月4日におこなわれる地方選の候補者らが選挙運動やテレビ討論会を自粛。各政党は沈没事故対策委員会を立ち上げているそうです。

また18日付の国民日報は、国会内で19日におこなう予定だったKBSの「全国のど自慢」の収録も延期を決定。立法・司法・行政府によるサッカー大会も中止し、親切な国会をつくるキャンペーンの「スマイルバッジ」着用も当分しないことになったと伝えていました。

5月3日から6日まで麗水でおこなわれる予定だった「第48回麗水亀甲まつり」も無期限延期になったそうですが、今後ほかのイベントも延期または中止になるとの観測もでており、今回の旅客船沈没が韓国社会に及ぼす影響は甚大なようです。

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