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2013年9月6日金曜日

北朝鮮の地下資源埋蔵量

韓国の民間団体である北朝鮮資源研究所が先月21日に発表した北朝鮮の金の埋蔵量は、韓国政府傘下の韓国鉱物資源公社と北朝鮮資源研究所が2009年と2012年に発表した2000トンよりも大幅に少ない698トンと推定されるとか。

また50億トンと発表されていた鉄は半分の24億7千万トン。24万6千トンのタングステンは10万トン少ない14万6千トンだといいます。逆に銅は290万トンが423万5千トン、マンガンに到っては300トンが2980トンと10倍も多かったとか。朝鮮の主なエネルギー源である石炭は、2百20億トンが2百5億トンと大差はなかったそうです。

この件について今月4日、VOA(Voice of America)が北朝鮮資源研究所のチェ・ギョンス所長に電話取材したところ、以前に韓国鉱物資源公社と北朝鮮資源研究所が発表した埋蔵量は、北朝鮮が部分的に提供した資料から推定したもので限界があったと述べたそうです。また8月26日付のエナジータイムズによると、韓国鉱物資源公社は朝鮮中央年鑑や北朝鮮が中国向けに作成した投資提案書を参考に推定していたようです。

今回、北朝鮮資源研究所の発表した推定埋蔵量は、北朝鮮当局が発刊した「朝鮮地理全書 地質と地下資源」を根拠にしたものなので、信頼性が高いとのことですが、はたして。