猥雑な雰囲気の温泉街や山奥の秘湯とは趣を異にした、見慣れた地方都市にやたらと公衆浴場や旅館が目立つといった町並みの温陽温泉。隣の天安市にある独立記念館を訪れたついでに寄ってみるのもいいかもしれません。
温陽温泉は釜山の東莱温泉と共に、韓国で最も古い温泉のひとつといわれており、李氏朝鮮時代には世宗も訪れ、「神泉」と名づけたとされています。温陽温泉には、神泉湯という温泉浴場がありますが、ここもおそらく世宗が名づけた「神泉」からとったのでしょうね。
湯温は44度から57度、pH 9.0のアルカリ性単純泉で、肌荒れ· 神経痛 ·胃腸病· 貧血 ·血管硬化症· 婦人病などに効能があるといいます。
温陽温泉からタクシーで10分ほどの場所には、顕忠祠という李舜臣将軍の祠堂があり、李将軍ゆかりの品々が展示されています。
2013年8月30日金曜日
忠清南道牙山市の温陽温泉
16:49
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