韓国では、科学高校や外国語高校といった特殊目的高校の入学試験の加算点にするため、学級委員にさせたい小学校の児童の親がいるそうです。その学級委員選挙に当選するコツを教える塾(学院)に、児童が集まっているとMBCが報じていました。
塾の費用はというと、選挙特講塾の「会長選挙」で1回1時間30分の講習が20万ウォン。全12回で240万ウォンだとか。なかには100%当選を保障をする塾や、選挙用のポスターの制作を代行してくれる業者まで登場しているそうです。
韓国には、チョン・ドヨン主演の映画「シークレット・サンシャイン」にもでてきますが、子供のための弁論塾や面接対策講座・話し方教室といった「スピーチ学院」は以前からありました。そういった塾が選挙対策のアドバイスまでするようになったのでしょうか?
ただこういった事案は、韓国においても特異なことなので、ニュースになっているのでしょうね。
韓国の高校は、内申書の成績が相対的評価だったために、優秀な生徒が集まる特殊目的高校では、高い評価を得ることが難しかったといいます。それが絶対評価に変更されてからは、以前にも増して特殊目的高校の人気が高まっているようです。
2013年8月28日水曜日
特殊目的高校入試に有利と学級委員に
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