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2013年8月12日月曜日

豪州ワーホリは労働搾取?



韓国人の若者のなかには、働きながら英語を学ぼうと、オーストラリアへワーキングホリデーで行く人がいるようですが、現実は単に低賃金で働く外国人労働者になってしまっているケースがあり、社会問題化しているそうです。

MBCによると、農場での労働では、農場と韓国人のあいだに用役業者(人材派遣業者)やスーパーバイザー(手配師)の類が入り、手数料名目で中間搾取(ピンハネ)がおこなわれているといいます。

また英語のできない韓国人のなかには、同胞が経営するマートにおいて、オーストラリア政府が定める非正規職の最低賃金の半分ほどの賃金で働かざるを得ない人も多いようです。

労働搾取の被害者は、英語力がないために、豪州公正労働委員会(Fair Work Australia)への告発もできず、また訴えることができたとしても、雇用主からの解雇を覚悟しなければならないとあって、八方塞がりの情況に陥っている人がほとんどだとか。

韓国の在豪州大使は、聯合ニュースの取材に対し、ワーキングホリデーに関する安全支援センターを設け、新たにクイーンズランド州にも在外公館を設置すべく検討に入っていると明らかにしたそうです。

韓国のワーホリサポート業者は、ある程度の英語のコミュニケーション能力をつけてからワーキングホリデーにでかけることをを勧めているようですが、「巧遅は拙速に如かず(巧遅拙速=교지졸속)」を是とする韓国人には通じないアドバイスなのかもしれません。