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2013年8月13日火曜日

日本人の元歯科医、釜山博物館に文房四宝寄贈



福岡県北九州市に住む元歯科医の宮崎五月さんが、中国で買い集めた文房四宝を9日、釜山博物館に寄贈したと釜山日報が伝えていました。

文房四宝というのは、中国において筆を執る際に使う道具のなかで重要だとされる四つの道具(筆・紙・硯・墨)のことをいうのだとか。

時価10億ウォン以上にもなる文房四宝を寄贈した理由について宮崎さんは、釜山が北朝鮮から最も近い都市だということと、日本にも良心的な考え方を持っている人がいることを伝えたかったと語っているようです。

釜山博物館では、寄贈者の意思を広く知らしめるために寄付記念展示などを企画。釜山市でも宮崎さん夫婦に感謝状と名誉市民証の授与などを計画する考えのようです。

12日付けの釜山日報の記事の見出しは、「"過去の反省のない日本の代わりに謝罪します"("과거 반성 없는 일본 대신 사죄드립니다")」となっていますが、宮崎さんがそのように語ったのかについては、釜山日報の動画からは確認できませんでした。