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2013年6月11日火曜日

光州事件被害者遺族、全元大統領私邸前で示威行動



10日午後、1980年5月に起きた光州事件の被害者遺族などがソウル市西大門区延喜洞にある全斗煥元大統領の私邸を訪れ、隠し財産の追跡などを求める示威行動をおこなったと韓国メディアが伝えていました。

全元大統領は大統領在任期間中に財閥から賄賂を受け取ったとされ、特定犯罪加重処罰などに関する法律(特加法)違反で追徴金2205億ウォンを支払うよう言い渡されたものの、現在でも1672億ウォンの未払い金があるとのことです。

全元大統領は2003年に全財産が銀行預金の29万ウォンだけと発表しながら、翌年にソウルの江南に土地を持っていたことが発覚し、没収されたことがあったそうです。

今年も支払い能力がないとの理由で、10月に迫った追徴金の時効を迎えるのではないかと注目されていました。そんな矢先、本人は贅沢な生活をし、長男が海外のペーパーカンパニーに膨大な財産を逃避させていたことが発覚。検察に対して、隠し財産の追求と追徴金の支払いを求める声が高まり、私邸前では示威行動が起きる事態にまでになりました。

しかし、韓国のおばあさんの「辱説(悪口)」には閉口します(上の動画で3分50秒過ぎから)。

果たして検察は全元大統領の隠し財産を見つけることができるのか。見つからなかったときには時効を延長する措置が講じられるのか。今後が気になります。