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2013年3月1日金曜日

ソウルのイノステル事情



韓国を訪れる外国人が増加したのにもかかわらず、宿泊施設が追いつかないために、ソウル市では2007年に外国人客も快適に泊まれるモーテルをイノステル(이노스텔)と認定。優秀宿泊業者に指定しています。

イノステル(Innostel)とは、Innovative(革新)とHostel(ホステル)を合わせた造語だそうです。

ただ、イノステルの認定を受けたモーテルのなかには、健全性確保、外国人観光客のためのサービスの提供などが義務付けられているのにもかかわらず、ラブホテル同様に2~3時間の「時間貸し」や売春施設として部屋を提供しているところもあるようです。

また英語・中国語・日本語など、外国語での意思疎通が可能な従業員をおいているところも少ないようです。

ソウル市はイノステルに対し、増改築費用を低金利で最高5億ウォン支援したり、固定資産税や上下水道の減免措置をおこなうなどしているようです。しかし、運営に関してはチェックを怠っているために、外国人観光客が韓国に対して悪いイメージを持って帰るのではないかと懸念する声も聞かれるとのことです。

一方では、立地がいいとか、泊まれさえすればいいという人には、所詮イノステルはモーテルで、安全で料金が安ければ問題ないと言う人もおり、事前に納得さえしていれば、利用価値はあるのかもしれません。

こちらはイノステルの広報用の動画と思われます(YouTube)。