2012年11月に韓国で発売されたハイトゼロというアルコール度数0%のノンアルコール飲料ですが、実際に飲んでみたヌンTVの記者からはあまり良い評価は得られなかったようです。
ハイトゼロは、すでに発売されていた0.5%前後のアルコールを含んでいる他のノンアルコール飲料とは異なり、アルコールがほとんど含まれていないことから注目を集めていました。
発売元の「ハイト眞露飲料」の説明によると、「ハイトゼロ0.00は、優れた品質の麦芽と100%ヨーロッパ産アロマホップを使用し、豊かな味と香りをそのまま生かした清涼感が優れている。また、製造工程で苦みを出す麦の皮を除去したドライ加工(Dry Milling)工法で、味が柔らかい。最初の麦汁だけを使って味が豊かで澄んでいる。」(ヌンTV)とのこと。
しかし、「豊富な味と香り」という説明は、「水っぽい麦味と拒否感のある花の香り」だそうで、ほかにも「息をこらえれば飲む価値はある」とか「甘くないメッコール」とか散々な評価。酒の味をすでに知ってしまっている記者からすると「まずい」のだとか。
「ハイト眞露飲料」のカン・ヨンジェ代表も、「ハイトゼロは酒に弱いとか健康上の理由など、アルコールの心配をせずに酒の席に出たい顧客の代替となるだろう」(租税日報)と言っているように、「お酒を飲まないサラリーマンが飲み会の席や上司との酒席に非常用に準備しておくにも良く、妊婦も気軽に飲むことができる」飲み物で、酒が飲める情況で飲むような代物ではないようです。
一般のビールに比べてカロリーは半分以下。値段も若干安いと租税日報の記事にはありました。
2013年1月6日日曜日
韓国のノンアルコールビール「ハイトゼロ」
14:50
JST