16日におこなわれた韓国の大統領選挙の3回目のテレビ討論で、パク・クネ候補が性暴行・学校暴力・不良食品・家庭崩壊犯が国民を不安に陥れていると発言したところ、「進歩メディア」の「民衆の声」が「不良食品を(政治)腐敗よりもひどい悪に選んでひんしゅくを買っている。」と報じていました。
しかし韓国では、BSE問題で米国産牛肉の輸入再開に反対する蝋燭デモがあり、不良食品の問題が国民を不安に陥れていたのは事実で、パク候補がこのことを指摘したことによって批判を受けるいわれはないような。
むしろ皮肉なことに、第19代総選挙の統合進歩党の比例予備選不正疑惑で、党主流派「京畿東部連合のスピーカー」(東亜日報)として批判かわしをしていた「民衆の声」自身が政治腐敗の当事者だったりします。
ちなみに、パク候補が国民を不安に陥れている要員のひとつにあげていた「家庭崩壊犯」とは、不倫によって離婚の原因をつくる人のことを指します。
2012年12月16日日曜日
パク・クネ候補が食品汚染を問題視
23:17
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