12日午前、北朝鮮が人工衛星「光明星3号」を搭載したと主張するロケット「銀河3号」を発射。日本をはじめ、各国で大きなニュースとなっていました。しかし「ロシアの声」は、韓国では一般市民の関心は低かったという国民大学のロシア出身のアンドレイ・ランコフ教授氏の話を紹介していました。
当日のソウル外国為替市場も結局はウォン上昇で終わり、国際信用評価会社の「ムーディーズ」も北朝鮮のロケット発射が韓国の国家信用等級に影響を与えないとみており、接戦が伝えられている大統領選挙にも大きな影響を与えてはいないとの観測があります。
韓国では今回の北朝鮮のロケット発射について、軍事的な脅威を感じた人は少なく、むしろ「どうせなら食糧難に苦しむ人民のためにお金を使え」といった為政者の無能ぶりを非難する声のほうが強いような気がします。
2012年12月16日日曜日
韓国、北のロケット発射に軍事的脅威を感じず
6:05
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