韓国では冬になると日照時間が短くなり、寒さから野外活動にも消極的になって紫外線を浴びる機会が減ることにより、皮膚でのビタミンDの生成量が不足し、クル病や骨軟化症などのビタミンD欠乏症になる人が増えるそうな。
また健康保険審査評価院が審査決定の資料を用いて調査した結果、この5年間でビタミンD欠乏症の患者数は約1万5千人(816.3%)、総診療費も約18億3千万ウォン増加(644.1%)しているのだとか。
ビタミンDが不足すると、うつ病や糖尿病による心血管疾患などにもなりやすくなるそうで、逆にビタミンDを摂取することによって、癌になるリスクは30%から最大50%まで減るとのこと。
ビタミンDを多く含む食材としては青魚や干ししいたけなどがありますが、干ししいたけのなかには日光を当てずに加工されたものもあり、ビタミンDの含有量は物によって大きな差があるようです。
ビタミンDのサプリメントを服用することによる吐き気や口の渇き・多尿といった中毒症状を懸念する声もありますが、適正につくられたサプリメントを適量摂取する分には問題になることは少ないとのこと。けれども、やはりビタミンDは日光浴や普段の食事から得ることにこしたことはないでしょうね。
2012年12月17日月曜日
冬のビタミンD不足対策
15:11
JST