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🄫10enpan


2012年11月12日月曜日

映画「ラブ&ソウル」



予告編を見て、映画「同級生の家庭教師 レッスン2」のような作品かと思いきや、よりB級というかVシネマに近い日韓合作映画「ラブ&ソウル」。日本では今年6月に名古屋での単館上映でしたが、韓国では「AVアイドル(AV 아이돌)」という題名で映画館とIPTVで8月に同時公開されました。

あらすじは、アダルトビデオの監督が韓流ブームにあやかろうと日本のAV女優を連れて訪韓。現地でイケメンの韓国男をゲットし、ドキュメンタリー風のAVを撮ろうと画策するも、言葉の壁から失敗してしまう。そうしたなか、ひょんなことから知り合った日本のアイドルに憧れる韓国人女性を騙し、「冬ソナ」をパクったAVに出演させようとするのですが...。

途中から日本人のAV女優と韓国のアイドル志望の女性との友情話になり、ドタバタなコメディ映画の割には、最後は多少ほろっとさせる要素もある作品でした。

監督はB級映画やVシネマで多数の作品を撮っている城定秀夫。主演はAV女優リョウコ役に辰巳ゆい。日本のアイドルに憧れる韓国人ユナ役はヨ・ミンジュン。AV監督の中島役に吉岡睦雄といったところです。

AVを題材としているので、それなりのシーンはあるものの、女優の露出度を期待して見た人のなかには残念な気持ちにさせられた人もいたかもしれません。

ただ、これまで撮られてきた日韓合作映画がことごとく失敗に終わっているなか、低予算のB級映画としては、完成度が高いと思います。

ちなみに、この映画のプロモーションに訪韓した主演の辰巳ゆいは、仁川空港で日刊紙の韓国日報に「日本のAV女優」として取材を受けていました(動画12)。

韓国では本格的なAVの制作は非合法のようですが、日本のAVについては関心が高く、若い男性は日本人以上?に知識も豊富です。