衣料品の製造・販売を展開するクロスカンパニー(www.crosscompany.co.jp)が、同社のイメージキャラクターである宮崎あおいのフォトに「ヘイトスピーチって、なんですか。」というキャッチコピーを付けたことが話題になっていました。
昨今、嫌韓レイシストによるヘイトスピーチが問題になっていますが、ベネトンが「Unhate(反嫌悪)」をテーマにしたコマーシャルメッセージで話題になったのと同じ手法で、クロスカンパニーも注目を集めようとしているのでしょうか。
ちなみに、クロスカンパニーが運営する「アースミュージックアンドエコロジー」のスマホ用アプリでは、手持ちの写真にこのキャッチコピーを付けることができるようです。Twitterで公開している人もいました(写真)。
日本人の拉致を金正日が認めて以来、在日社会からの求心力を失った朝鮮総連にとって、排外主義者らによる朝鮮学校への襲撃といった活動は、死に体だった組織を立ちなおさせるためのカンフル剤になっています。
陰謀論者のなかには「在特会」のような排外主義団体が朝鮮総連と裏でつながっていると主張している人もいるようですが、実際には「在特会」のメンバーは頭が悪すぎて、自分たちの活動が結局は朝鮮総連を利するということがわかっていないだけなのでしょう。
もしくはわかっていたとしても、彼らの目的が日本の社会を良くしようというのではなく、単なる暇つぶしの嫌がらせなので、今後もヘイトスピーチのような活動はやめないかもしれません。