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2013年5月10日金曜日

TV朝鮮「キム・ジョンウン暗殺未遂説」報道



9日、総合編成チャンネルのTV朝鮮は、北朝鮮の女性交通警察官が「革命首脳部」を助けた功労により、「共和国英雄称号」を受けたとの7日午後の朝鮮中央テレビの報道を受け、「キム・ジョンウン暗殺未遂説」がでまわっていると報じていました。

「革命首脳部」とは、キム・ジョンウンを含む北朝鮮の最高権力者を意味し、「共和国英雄称号」とは北朝鮮における最高称号とのことです。また朝鮮中央テレビや労働新聞は、女性交通警察官が英雄勲章を受けた詳しい理由を明らかにしていないとのことです(参照:労働新聞)。

女性交通警官の勤務地は平壌市牡丹峰区域の人民軍サーカス劇場前の交差点のようなのですが、この場所は2006年に張成沢氏が交通事故にあったと報じられていたところです(参照:毎日経済)。

労働新聞によると、女性交通警官は22歳で2008年4月30日「入隊」となっていることから、2006年にあったとされる張氏の交通事故(あくまで推測)とは無関係なのかもしれません。

韓国の政府当局者は、北朝鮮のメディアがキム・ジョンウン暗殺未遂をわざわざ広めよなリスクを犯してまで女性交通警察官の英雄勲章授与を大々的に報道するのはおかしいとし、「キム・ジョンウン暗殺説」を否定する見方をしているといいます。