サイト内検索

🄫10enpan


2013年5月10日金曜日

独立に失敗した韓国コーラ

6日、SOLIVEKoreaの「応答せよジュニター」では、韓国が通貨危機によって国際通貨基金(IMF)の管理下にあった1998年に発売され、消えていった韓国産コーラの「815(パリロ)コーラ」を紹介していました(動画)。

ちなみに「815コーラ」の815は、1945年8月15日の韓国独立(日本からの解放=光復)からつけられたネーミングだそうで、「独立コーラ」というキャッチコピーで宣伝をおこなっていたようです。

「815コーラ」の発売元であった汎洋食品は、韓国でのコカコーラの生産をおこなうボトリングパートナーのうちの1社だったようですが、1996年の韓国コカコーラボトリング創立には参加せず、独自でコーラの生産に乗り出したのだとか。

当時の韓国はIMFの管理下にあり、「815コーラ」はナショナリスティックな風潮に乗って、一時はコーラ飲料の国内シェアで13.7%を記録。大手メーカー相手に健闘していたものの、危機感をつのらせたコカコーラやペプシコーラの物量攻勢と、「815コーラ」自体の味がたびたび変わったことから消費者の不評を買い、ついには市場から姿を消したといいます。

同じ時期にヘテ飲料はカナダから原液を輸入して「コムビコーラ」を作っていたようですが、レモン色の「コムビイエローコーラ」(動画)も含め、今はなくなってしまったそうです。

現在売られているイーマートコーラというプライベートブランド(PB)のコーラは、値段は安いものの味はイマイチとの評価です。