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2013年5月4日土曜日

民主統合党が民主党に党名変更

韓国メディアによると4日、第一野党の民主統合党が京畿道高陽市一山のキンテックスで全党大会を開き、党名や綱領・党規などの変更を議決を通じておこなったとのことです。

目立ったところでは、党名を1年6ヶ月ぶりに元の民主党に戻したことと、地方区候補者の推薦時の30%、全国代議員の50%に女性を義務的に入れることにしたということでしょうか。

韓国は大統領は女性ですが、聯合ニュースによると、国会議員に占める女性の割合は15.7%で、世界190カ国中105位との国際議員連盟(IPU)のデータがあります。有権者のほぼ半分が女性なのに、その女性を無視しては票が取れないとの考えが党内にあったのかもしれません。

また綱領には、脱原発や北朝鮮の人権に関する事柄を入れたほか、「無償医療」を実現させるといった事項が「義務的医療の実現」に変更されるなど、理念は高いものの、財政面を考慮するなど現実に即した改定になったようです。

一方、院外野党の進歩新党は、6月の再結成を前に新たな党名を募集中ですが、統合進歩党を離脱した進歩正義党や、民主労組内から派生した労働政治連席会議などとの連携を越えた、新党「創党」の動きがでてきているようです。