4日、ソウル市中区南大門路にある崇礼門(南大門)が5年3ヶ月ぶりに復旧作業を終えて公開されると韓国メディアが伝えていました。
日本では南大門として知られる崇礼門は、李氏朝鮮の太祖である李成桂によって1398年に建てられた韓国を象徴する歴史的建造物で、1962年には国宝第1号に指定されていたそうです。
崇礼門は文禄・慶長の役や朝鮮戦争など、幾多の戦火を経ても焼失を免れてきたものの、2008年2月10日、放火によって炎上。石材でできた門を除く、木造の楼閣部分を全焼してしまいました。
復旧工事は2010年2月から伝統的な技法によっておこなわれ、ようやく先月末に完成。公開するに至ったようです。
ニュース1によると、4日午後2時からおこなわれた復旧記念式典には、復旧作業に参加した職人やボランティア・多文化家族・脱北者など総勢700人余りが参加。パク・クネ大統領も出席し、祝辞を述べたとのことです。
崇礼門は5日から毎週月曜日を除き、午前9時から午後6時まで無料で開放されるそうです。
2013年5月6日月曜日
南大門復旧式典にパク・クネ大統領が出席
5:50
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