北朝鮮、「韓国対話提案は狡猾な策略」

（Voice of America）北朝鮮が韓国の対話の提案を「狡猾な策略」だと非難し、事実上拒否の意志を表明しました。

北朝鮮の対南工作機関である祖国平和統一委員会のスポークスマンは14日、韓国政府の対話の提案に対し、開城工団を危機に陥れた犯罪と対決的な正体を隠すための狡猾な策略だと非難しました。

祖国平和統一委員会のスポークスマンは、朝鮮中央通信社記者の質問にこのように答え、北侵核戦争演習と同族対決謀略策動に対して謝罪なしに対話を云々するのは恥じ知らずな行為であり、韓国側が内容もない対話提案をしたと主張しました。

スポークスマンは今後、南北対話の成功の有無が韓国政府の態度にかかっていると語りました。

これに対し、韓国は遺憾の意を表明にしました。青瓦台（大統領府）のチュ・チョリギ外交安保首席は14日、北朝鮮が韓国政府の対話の提案を拒否したことは真に残念とし、これはパク・クネ大統領の意向だと説明しました。

先立ってパク・クネ韓国大統領は、去る11日に国会外交統一委・国防委員会所属のセヌリ党議員との晩餐で、北朝鮮と対話すると語ったことがあります。

2013.04.15分

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