教室でもペディングを着て勉強

5日、韓国各地は軒並みこの冬一番の寒さで、ソウルも朝の最低気温がマイナス9度だったとか。けれども、ある小学校の教室では暖房設備が整わず、児童らは寒いなかで、ペディングを着込み、手袋をはめて勉強をしていたそうです。

SBS（映像あり）によると、ソウルでは校舎が築30年を超えているために、断熱材を補強しなければならないところが130ヶ所あり、京畿道では暖房機の34％が10年以上使用していて、十分に暖を取ることができないそうです。

またある学校では、暖房機に使用する軽油が高いために、マイナス5度にならないと、暖房を入れられないといいます。

一方でオンドルを設置している学校は、上履きを履かなくてもよく、休み時間には児童が床に座って遊んだりもするものの、「このような暖房施設を備えた学校は、新設学校の一部に過ぎ」ず、学校暖房施設に対する優先的な予算配分が必要だと記者は訴えかけていました。