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2014年10月21日火曜日

38ノース、「北朝鮮の新型潜水艦を衛星が捕捉」

Voice of America=チェ・ウォンギ記者)北朝鮮の咸鏡南道新浦にある造船所の新型潜水艦が人工衛星に捕捉されたと米国の北朝鮮専門家が明らかにしました。

米国の北朝鮮軍事専門家のジョセフ・バーミューデスは、北朝鮮専門のインターネットのウェブサイトである「38ノース」に寄稿した論文で、2010年から今年8月まで北朝鮮の潜水艦造船所を撮影した商業衛星写真を分析した結果、このよう確認したと述べました。

バーミューデスは、「新浦南部の造船所に正体不明の潜水艦が停泊したことが捕捉された」とし、「この造船所は、北朝鮮の潜水艦を造る施設で、国防科学院の海洋研究所の本部が置かれているところだ」と説明しました。

衛星写真を解析した結果、問題の潜水艦は長さが約67メートル、幅が6.6メートルに達し、前方が丸く、船体の中央に展望塔が設置されていることがわかったとバーミューデスは説明しました。ただし、船尾後半の潜行水平舵は発見されていません。

バーミューデスは、このような構造を見ると、この潜水艦の排水量は9百から1千5百トンに達すると推定しました。

バーミューデスは、「船首やデッキに魚雷やミサイル発射管は発見されなかった」とし、「船尾部分は青い防水シートで覆われていた」と説明しました。

バーミューデスは、この潜水艦が外見上、ロシアの「キロ型」潜水艦やユーゴスラビアの「Heroj型」潜水艦に似ていると指摘しました。

「北朝鮮が1970年代にユーゴスラビアで潜水艦の設計図を入手したのち、これを基にして、いくつかの浸透用小型潜水艇を造った」とバーミューデスは説明しました。

現在、北朝鮮は70隻以上の潜水艦や潜水艇で保有しているものの、ほとんどが小型であるうえに、老朽化し​​ていることがわかっています。

2014.10.20分