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2014/09/10

秋夕は旧暦のお盆ではない?



朝鮮半島で秋夕は、陰暦の8月15日に中秋節として祭日に指定されている名節で、韓国では前後合わせて3日間、北朝鮮でもハンガウィ(한가위)として1日が休日になっているとか。

この秋夕ですが、Googleなどの機械翻訳では「お盆」と訳されるものの、実は日本のお盆とは意味合いが違うそうです。

韓国はもとより北朝鮮でも、秋夕には先祖の墓参りをすることから、日本でいう旧暦のお盆のことだろうと錯覚してしまいます。けれども日本のお盆は仏教行事の盂蘭盆会がルーツなのに対し、韓国の秋夕は中国由来の行事である月を祭る中秋節が起源だとか。

また韓国では、この時期が雑穀や稲の第一収穫期にあたり、秋夕には秋に採れる柿や栗・ナツメと共に、新米でつくった餅を祭壇や墓に供えて先祖に感謝する、一種の「収穫祭」の意味合いがあったといいます。

韓国の南部では、秋夕のころに踊るカンガンスルレという日本の盆踊りのような舞踊があるのですが、盆踊りが死者を供養するために仏教行事だったのに対し、カンガンスルレは月を眺めながら踊る民俗ノリ(遊び)で、古代の月信仰に起源があるのではないかと考える人もいるそうな。

いずれにしても韓国の秋夕は仏教的な要素はなく、日本のお盆とは違うということなのでしょう。