『韓国の音楽家ユン・ソフィが「田沢湖は日本に連れていかれた韓国徴用兵が掘った人工湖」と主張しているが、朝鮮人労働者が動員された田沢湖導水路工事を誤認したものと考えられる。田沢湖は大昔からある。』という週刊ポスト2013年12月20・27日号の記事がありました。
ネタ元はどこかと「田沢湖(다자와코)」と「ユン・ソフィ(윤소희)」で検索したところ、韓国の通信社ニューシスの「ユン・ソヒの音楽と旅行-秋田の田沢湖とわらび座」(2011.05.24)と判明。以下は問題の箇所の日本語訳です。
韓国の大部分のインターネットサイトで「田沢湖」を検索すると、「この湖の生成原因はいまだに解明されていない」と書いている。日本の情報をそのまま引用したこの文言を見ると怒りが湧き上がる。なぜなら、この湖は日本に連れてこられた韓国の徴用兵が掘った人工湖であるからだ。同じ記事ですが、5月11日付では『「アイリス」その日本の湖、日帝強占期の朝鮮人の血水』 というおどろおどろしい見出しが付いています。
このコラムの文中の『「この湖の生成原因はいまだに解明されていない」』は、WORLDPOIというサイトの「田沢湖号」からの引用かと思われますが、「この湖は日本に連れてこられた韓国の徴用兵が掘った人工湖であるからだ」の部分は、韓国のサイトを調べましたがわかりませんでした。
たしかにユンさんが紹介した話は間違いなのでしょう。けれども、週刊ポストの記事にある「韓国起源説」とそれを結びつけるのも無理があるようです。この間違いはユンさん個人(あるいはこのほかの少数の韓国人)の勘違いであって、韓国人の多くが田沢湖が韓国人が作った人工湖だとは認識していません。というよりも、韓国人で田沢湖は「アイリス」でちらっと見ただけという人がほとんどで、知識などと呼べるものを持っている人は皆無に等しいでしょう。
9日のTBSの「朝ズバッ!」は、この一個人の誤解を、あたかも韓国全体が誤解しているかのように煽っていましたが、週刊ポストやTBSも、結果的にデマを広めている韓国のニューシスと同レベルということなのでしょう。

