6日、慶尚北道の亀尾市において、KAIST(韓国科学技術院)が開発したワイヤレス充電バスが試験運行を開始したそうです。韓国メディアが伝えていました。
当面は無料で試乗できるそうで、来年から本格的な運行をおこなう予定だといいます。
従来の電気バスは、バスにプラグを差し込んで充電しなければなりませんでしたが、ワイヤレス充電バスは道路に埋設されたワイヤレス充電施設から電磁波を受け、それを電力に変換して充電する仕組みになっているとか。そのため、停留所ごとにワイヤレス充電施設を設置した場合、わざわざ充電のためにバスを停車させる必要がないそうです。
燃費に関しても、ディーゼルバスが1キロメートルあたり609ウォン、天然ガスのバスが593ウォンなのに対して、ワイヤレス充電バスは200ウォンとのこと。
ただし、ワイヤレス充電バスは1台で6億ウォン、ワイヤレス充電施設が5億ウォンもすることが普及にはネックとなりそうです。
2013年8月7日水曜日
世界初、ワイヤレス充電バス運行
15:29
JST