報道によると、「韓国インターネットメディア協会」なる団体が北朝鮮賛美を禁止する法律に抵触する発言をしていたとし、Kリーグ水原所属の鄭大世選手を水原地検に告発したそうです。
「韓国インターネットメディア協会」は保守系のインターネットメディアで構成されている団体だとか。
保守系メディアのブルーコリアドットコムによると、鄭選手が2010年7月にオーストラリア公営放送ABC(Australian Broadcasting Corporation)とのインタビューで、「私は金正日を尊敬する(I respect Kim Jong-il absolutely.)」「金正日がどんなことをしようが全て従う」と日本語で話したとし、これが国家保安法に抵触する発言だと「韓国インターネットメディア協会」は主張しているようです。
共同通信によると、検察は告発を受けたための基礎的な捜査だと説明しており、立件するかは不透明だとのこと。
韓国では、今回の告発は「魔女狩り」だする意見や、「退出すべきは鄭大世なのか、国家保安法なのか」(オーマイニュース)といった国家保安法自体の存在を問う論調もありました。
鄭選手は日本の朝鮮学校で教育を受けた、韓国語も上手で冗談もわかるクレバーな選手のようです。
2013年6月21日金曜日
鄭大世選手の国家保安法違反捜査は「魔女狩り」
17:08
JST