サイト内検索

🄫10enpan


2013年6月18日火曜日

赤いマフラー



朝鮮戦争を舞台にした申相玉監督の映画「赤いマフラー」は、韓国空軍パイロットの愛と友情を描いた映画(動画)でしたが、国防TVでは空軍のパイロットがなぜ首に「赤いマフラー」を巻いているのか、その「隠された使命」について紹介していました。

空軍のパイロットが「赤いマフラー」を巻くようになったのは、朝鮮戦争当時、江陵飛行場に展開した空軍第10戦闘飛行団のキム・ヨンファン将軍が親戚の家に行った際、寒そうにしていた将軍に義姉がちょうどあった生地で赤いマフラーを作ってくれたのがはじまりだといわれています。

また戦闘機が墜落して助けを求める際、山のなかでも目立つ赤いマフラーは有用のなのだとか。

「赤いマフラー」といえば、空軍のことよりも1990年代後半に密かに流通していたAVのことを思い浮かべる韓国人が多いとのことです。

1997年、中高生の男女が日本のポルノビデオを真似て自分たちでもAVを制作。友人らに販売したところ、闇で取引されるようになり、爆発的に広まり社会問題化したことがありました。

そのビデオの題名が「赤いマフラー」で、出演していた少女は赤いマフラーをしていたといいます。ビデオはダビングを重ねたために画質が荒かったものの、あまりにも話題になったために警察に摘発されたようですが、このビデオの影響から、題名だけが同じ申相玉監督の映画「赤いマフラー」を見た人もいたようです。

その申相玉監督の養子であるシン・ジョンギュン監督が、「赤いマフラー」ビデオ事件を題材にした「プライベート・セックス 狙われた二十歳」を撮ったのは、まさに奇遇といえば奇遇です。