韓国人の一日のナトリウム摂取量は4831ミリグラムだといいます。世界保健機関(WHO)の摂取目安の2.5倍で、高血圧や肥満の原因と指摘されています。
食品医薬品安全庁では国民の塩分の取り過ぎを防止するため、3月13日を「スープなしの日」に制定。ナトリウム摂取量を抑える施策を展開しているようです。そうしたなか、食品研究院が少ない量でも塩味を感じさせる物質を「はじめて確認」したと2日、ホームページを通じて明らかにしました。
4年以上発酵・熟成させた大豆から抽出したナトリウムを含まないタンパク質を塩と混ぜると、一般の塩と比べて塩味が2倍まで向上したとのことです。
食品研究院によると
今回の研究は、人の口の中で味を感じて細胞反応を起こす「味覚受容体」を利用し、塩味の強さを定量的に測定する技術の構築を介して確認したのだとか。
食品研究院は、抽出物質の特許権を韓国で確保しており、米国と日本でも特許出願を完了したとのことです。
減塩食で味気ない食事をしなければならない人にとっては朗報ですね。