福島県郡山市に本社を置くスポーツ用品販売のゼビオがソウルの地下鉄2号線乙支路入口(ウルチロイプク)駅に出店。「業界の注目を集めている」と無料紙「メトロ」が伝えていました。
「メトロ」は世界展開をしている無料紙。韓国では無料紙のことを無価紙(ムガジ=무가지)と呼んでいます。無価紙には、記事の内容がネットで読める程度のものが多く、公告ばかりで価値がない(無価値)というニュアンスも含まれています。
ゼビオの海外進出は、中国の上海に続き2店目だそうです。韓国ではGS系のコスモグループと合弁でゼビオコリアを設立し、「スーパースポーツゼビオ」を運営。2017年までに16店を展開する計画だとか。
韓国ではLGファッションがインタースポーツというマルチスポーツショップを立ち上げたものの、成功に至っておらず、ゼビオが韓国の消費者に受け入れるかに注目が集まっているようです。
韓国はアウトドア用品市場が米国に続き、世界2位水準だと言われています。高校生の間では「制服の上の制服」としてノースフェイス(略してノペ=노페)のジャンパーが流行。ノペを着ていないと仲間はずれにあったり、「ノペ狩り」事件まで起きて社会問題になっていました。また週末には、山登りをする一般市民も多いです。
2013年4月1日月曜日
ゼビオが韓国進出
1:10
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