2月14日のバレンタインデー(발렌타인데이)や 3月14日のホワイトデー(화이트데이)は日本にもありますが、韓国にはバレンタインデーやホワイトデーに無縁だった人がジャージャー麺=チャジャンミョン(짜장면)を食べる4月14日のブラックデー(블랙데이)というのもあります。
ブラックデーは、バレンタインデーやホワイトデーにプレゼントを受け取れず、「恋人ができなかった者同士(ソロ部隊=ソロブデ=솔로부대)」が黒い服を着て集まり、黒いタレが特徴のチャジャンミョン(韓国風炸醤麺)やコーヒー(ブラック)を飲食する日とWikipediaなどで紹介されていますが、黒い服を着る人はほとんど見られません。チャジャンミョンを中華料理店から配達してもらったり、インスタントを買って来て自分で家で作って食べる人がほとんどです。
ほかには5月14日のローズデー・イエローデーというのもあるのだとか。「6月14日のキスデー、7月14日シルバーデー、8月14日グリーンデー、9月14日ミュージックデー・フォトデー、10月14日ワインデー、11月14日オレンジデー・ムービーデー、12月14日ハグデー、1月14日ダイアリーデーと続く。」とWikipediaにはありましたが、実際にはほとんどの韓国人は知りません。
韓国のチャジャンミョンは、沢庵とたまねぎのスライスが付いてきます。公園や川辺などどこにでも配達してくれ、都市伝説では登山で山の頂上に上った人がチャジャンミョンを注文したら配達員が山を登って届けてくれたという話もあります。テレビ番組で地下鉄の車内からチャジャンミョンを注文したら届くかどうかを試す企画もありました。
チャジャンミョンは、時間が経つと麺がくっついて固まり、箸でほぐせなくなる場合があるのでなるべく早く食べたほうがいいです。
チャジャンミョンは地方や店ごとに違いがあり、種類も多いです。とうもろこしや目玉焼きがのってでてくる店や貝やイカなど海鮮チャジャンミョン、日本の焼きソバのように麺を炒めたものなど様々です。食べるときには箸を1本づつ持ってよく混ぜて食べます。
ジヨンさんはおしとやかに箸で混ぜて食べていますが(動画)、実際には口の周りを真っ黒にしながら食べるのが流儀です!?
日本でも新大久保などでは、インスタントのものが売られています(動画)。ただし、チャジャンミョンは口に合わないという日本人も多いです。
2013年4月10日水曜日
4月14日はブラックデー
19:37
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