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🄫10enpan


2013年3月5日火曜日

今年も黄砂の季節がやってきました



韓国の気象庁は1日午前1時から6時までに、ペンニョン島など西海5島で約200μg/立方メートル濃度の弱い黄砂を観測したと、2日付の韓国経済が伝えていました。

ウェザーニュースの「天気のチカラ#073黄砂の力」(動画)でも紹介していましたが、黄砂対策としては、マスク・手洗い・水をたくさん飲む、あとは上のSOLIVE Asiaのジヨンさんのようにメガネをかけるというものがあります。

1日のSOLIVE KOREAでは「黄砂が来るときの食習慣」(動画)で豚肉とセリを紹介していました。どちらも黄砂に含まれる有害物質の排出を促進するといわれており、特にこの時期には豚肉の消費が大幅に増えるそうです。

ただ韓国経済によると、豚肉の不飽和脂肪酸が体内に入った黄砂に含まれる重金属の排出を促進するというのは疑わしいのだとか。正常な人の場合、体に入った脂肪は消化器で吸収されるので、気管に入った黄砂と結びついて排泄されることはないとのこと。

また豚肉に含まれるメチオニン、シスチンなどのアミノ酸が重金属の吸収を防ぐというのも俗説で、豚肉のメチオニン比率はきわめて低く、タマゴの白身やマグロのような魚のほうが豚肉より多くのメチオニンを含んでいるそうです。

乾燥した状態では気管支粘膜からの有害物質の吸収が容易になるので、豚肉を食べるよりも、水を多く飲んだり、野菜や果物をとるほうが得策で、繊維質の多い雑穀や野菜、気管支によい五味茶やカリン茶、せきの解消と循環器障害を緩和する緑茶、痰をしずめる桔梗や蕗などが黄砂には効果的だとイ・キヒョク盆唐ソウル大病院家庭医学科教授は主張しているそうです。