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2013年1月14日月曜日

2012年キネマ旬報1位に「かぞくのくに」



11日に発表されたキネマ旬報「2012年日本映画ベスト・テン」で、1位にヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」が選ばれました。

「かぞくのくに」は「帰国事業」で北朝鮮へ渡ったヤン・ヨンヒ監督の実兄が病気治療のために日本に戻って来たときの実話をもとにしたフィクションです。

個人賞で安藤サクラも主演女優賞に選ばれています。

「かぞくのくに」の原作本は、小学館から「兄~かぞくのくに」。原作本と映画では、平壌に住む兄たちに迷惑がかかるかもしれないとの懸念からか、設定などに若干の違いがあります。また、映画でヤン・イクチェン演じる北朝鮮から兄に付き添ってきた監視人の設定は、映画のために作られたもののようです。

できれば、映画と原作本をあわせて見て読んでほしいものです。