19日は第18代大統領を選ぶための選挙で韓国は公休日でした。ソウルはおおむね晴れの天気でしたが、最低気温がマイナス10度を下回り、棄権する有権者が多くなるとの観測もありました。しかし投票を促す芸能人らの呼びかけもあってか、前回60%台に落ち込んだ投票率は75.8%に回復したようです。
韓国では選挙の投票に行った人が投票所で写真に撮る「証認ショット(認証ショット=인증숏)」が流行していますが、SNSなどに公開する際には注意が必要とのこと。
SOLIVEKoreaのイ・スギョンキャスター(動画)によると、候補者に与えられている番号に投票したとの誤解を与えるような指で数字を示すことや、候補者の顔写真のポスターを背景にした写真を撮って公開するのもダメだとのことです。ただし、候補者と偶然会って一緒に写真を撮ることは認められているそうな。
今回の選挙でもイ・ヒョリをはじめ、パク・シネやユン・ウネなどが「証認ショット」を公開していましたが、ユン・ウネは指でピースサインをしていたため、候補者番号2番のムン・ジェイン候補への投票勧誘をしたのではないかとの疑いをかけられていました。
今選挙は従来から言われていた「投票率が低いほど保守陣営が、反対に投票率が高いほど進歩陣営に有利だという公式」(YTN)に反し、保守のパク・クネ候補が勝利しました。
選挙結果に対する分析は今後なされるとは思いますが、少子高齢化で若年層が高齢者層に比べて少なくなった人口構成の変化のために、「公式」どおりの結果とならなかったのではないかとの指摘があります。
2012年12月20日木曜日
第18代韓国大統領にパク・クネ氏
2:33
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