KBSは15日、この2ヶ月の間に3人が韓国に「帰順」してきている北朝鮮軍内の集団暴行の映像を入手し、公開していました。映像には北朝鮮軍でおこなわれている集団暴行や上官と思われる兵士が横たわって部下と思われる兵士からマッサージを受ける様子が映っていました。(映像)
北朝鮮では前線の部隊でも食料事情が悪化。勤務環境も劣悪で軍規が乱れており、加えて外部からの情報で韓国が発展していることがわかり、自分らがだまされているという認識から「帰順」する兵士がでてきているという分析もあります。
14日付けのロサンゼルスタイムスは、中国遼寧省の丹東で北朝鮮住民からの話を伝えていました。首都平壌は新しいビルが建ち、女性の服装も明るくなって、携帯電話や家電製品を揃える人がいる一方、食料や燃料を確保するのが難しい人もいて、「姥捨て」もおこなわれているとのことです。
2012年10月15日月曜日
北朝鮮軍の集団暴行映像をKBSが入手
18:46
JST