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2013年12月2日月曜日

ソウル市、「LEDシステム照明」の普及推進

ソウル市は1日、韓国光技術院に依頼して、LED照明よりも節電による省エネ効果が高く、多様な機能を備えている「LEDシステム照明」の性能指標を国内で初めて確立したと報道資料を通じて発表していました。

「LEDシステム照明」とは、LED照明とITを組み合わせることによって、時間帯や季節ごとに明るさを自動で調節することができ、光の色が人間の感性に合わせて変化する機能も備えた、省エネ効果が高くスマートな照明制御システムのことだとか。

今回発表された性能指標は、LEDシステム照明の特性である光の明るさの調節とそれにともなう光の量・色・ちらつきなど8つの項目ごとに該当基準を設定。その基準に充足する製品ならば、省エネ効果はもちろんのこと、設置環境や人間の感情に優れた反応をする優秀製品と評価できると市は説明しているそうです。

ソウル市はまた、今回標準化した「LEDシステム照明」の性能指標を民間企業による製品開発のために役立ててもらうほか、市内の公共施設にも「LEDシステム照明」が広く使われるよう推進していくと明らかにしました。

韓国では「LEDシステム照明」は地下駐車場などで使用されているに過ぎず、節電による省エネと市場形成による国内産業の活性化のために、公共施設や一般家庭での普及を進めていく方向に動いているようです。

韓国光技術院は2020年には、韓国の「LEDシステム照明」市場が約500億ドル規模になると予測しているそうです。