アジア開発銀行(ADB)が最近発表した「アジア開発展望」という報告書によると、ADBは韓国の来年の成長率を3.5%と予測したそうです。これは4月にADBが発表した予測値の3.7%よりも低い数値だといいます。韓国銀行が13日明らかにしたと、韓国メディアが報じていました。
ADBの韓国の来年の成長率の見通しは、日本・オーストラリア・ニュージーランドといった先進国と分類される3ヶ国を除くアジア圏の国内総生産(GDP)の上位11カ国のうち、台湾の3.3%、パキスタンの3.0%に次ぐ低水準だとか。
この域内で最も高いのは中国で7.4%、続いてフィリピンの6.1%、インドネシア6.0%、インド5.7%、ベトナム5.5%、マレーシア5.0%、タイ4.9%などの順で、シンガポールは韓国と同じ3.5%とのことです。
一方で韓国経済研究院は13日、来年度の経済成長率を3.4%と予測。これは最近、韓国政府が来年度予算案を編成し、予想した経済成長率3.9%を下回る数値だといいます。
2013年10月14日月曜日
韓国、来年の経済成長率アジア下位圏
4:50
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