韓国の食堂は専門料理の店が多く、グループ旅行で行くと人によって好き嫌いがあるために、食事の際にもめるかもしれません。そういったときには、いろいろな料理がメニューにあり、値段も安い粉食屋(プンシクチブ=분식집)がオススメです。
また韓国の料理屋の場合、2人前からでなければ注文できないメニューもあって、個人旅行で一人飯をしなければならない人の場合は店探しも大変なのですが、カウンターのある粉食屋だと気軽に入れます。テイクアウトもできます。
粉食屋とは元々は冷麺や水餃子など、材料が粉からできている「粉食」を出す韓国のパスタ屋といっていいような店なのですが、メニューにはトッポキ(餅)や海苔巻き・ビビンパなどの料理もあったりする定食屋、あるいは軽食屋です(上の動画で2分50秒過ぎから)。
ただラーメンはインスタント、水餃子や焼き餃子は冷凍の場合が多いです。それと水餃子(コギマンドゥ=고기만두)は、漢字で表記すると肉饅頭なので、韓国語を少しかじったことのある日本人旅行者のなかには、中華まんか小籠包でもでてくるのかとカン違いしたという話はよく耳にします。
ちなみに韓国では、焼き餃子のことはクンマンドゥ(군만두)またはクンウンマンドゥ(구운만두)といいます。焼き餃子も店によっては粉食屋にあります。
2013年9月20日金曜日
安くてメニューの豊富な粉食屋
5:23
JST