パク・クネ大統領、「4H活動は韓国の発展に大切」

KBSによると、韓国のパク·クネ大統領は1日、オリンピック体操競技場で開かれた4H活動ビジョン宣布式において、「農村青年運動である4H活動は、大韓民国が漢江の奇跡と今日の発展を成し遂げる過程で大切な役割をした」と、ビデオメッセージを通じて明らかにしたそうです。

4H活動は1900年代初頭に米国で始まった農村青年運動のことで、韓国には1947年に導入され、農村地域の貧困撲滅と所得の増大に貢献したとされています。

ちなみに4H活動の4Hとは、頭（Head）、心（Heart）、手（Hands）、健康（Health）を意味する4つの英単語の頭文字のことで、韓国ではそれぞれに智、徳、労、体と翻訳して使用しているとか。

またパク大統領は、「多くの開発途上国の発展モデルになっているセマウル運動を成功裏に導いた主役も、まさに4H活動に参加した青年たちだった」とし、「今回の大会を通じて、韓国の成功事例を多くの開発途上国と共有して、未来の創造農業をリードし、全世界の青少年の能力を育てることに、私たちの英知を結集することを期待する」（聯合ニュース）とも語ったそうです。

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