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🄫10enpan


2014/02/13

韓国におけるノースフェースの興亡



日本では腕時計のコピー販売や詐欺を目的としたニセサイトが問題になっていますが、韓国では人気高級ジャンパーの偽物や詐欺が横行しているようです。

ジャンパーといえば、韓国ではTHE NORTH FACE(略してノペ=노페)が流行っていました。高校生の「制服の上の制服」と言われ、着ていないと仲間はずれにされたり、脅し取られたするような事態にもなっていました。また親の負担が大きいことから、親の背骨を曲げる「背筋ブレーカー」とも呼ばれていました。

韓国の高校生のあいだでノペが流行ったのは、不良学生が冬の寒いなかでも外で夜遅くまで遊ぶのにノペが必要で、それを一般の生徒も真似をして着はじめたという説がありますがはっきりしません。

明らかなのは、はじめは単に高校生のあいだで人気のあるブランドといった感じだったのが、次第に着ていない生徒を仲間はずれにしたり、製品の価格や機能によって階級化し、マスコミにも取り上げられたことです。

その後、こういった現象に憂慮する人たちによるノペバッシングがではじめたり、富裕層が通うソウルの江南地区や国際高校・外国語高校・科学高校の生徒らによるノペ離れが顕著化して、ノペはダサいとか、没個性的だという認識が全国の高校生に広まっていきました。

今ではノペは、「貧乏人が見栄を張って着ていたジャンパー」という認識が強く、金持ちはより高価なブランドのジャンパーを、普通の家庭の生徒は1990年代に「第二の制服」と呼ばれていたダッフルコート(別名トッポッキボタンコート)やスポーツブランドのジャンパーを着るようになったようです。

一方で、富裕層でもないのにもかかわらず見栄を張ってノペ以外の高級ブランドのジャンパーを着ようとする人たちもいるですが、なかには冒頭で述べたように中国から持ち込まれた偽物に手をだしたり、ネットで激安価格の詐欺サイトに引っかかる人もいるようです。