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2013年11月3日日曜日

MBC、ジャピーノは「日本に感謝」?



MBCは最近、韓国人男性とフィリピン人女性とのあいだにできた韓比混血児である、いわゆるコピーノについて、ニュースの合間に「連続企画」で報じていました。

フィリピンのコピーノ、推定2万人?参照)

1日には、コピーノと日比混血児であるジャピーノの日常を比較。コピーノは学校にも通えず、貧困のなかで韓国人の父親を恨みながら暮らしていると伝える一方で、ジャピーノはというと、支援団体で働きながら日本語を学び、日本での就職を準備中で、自分が父親に捨てられたのにもかかわらず、「逃げた父親を恨んではいない」「(日本との)ハーフであることに感謝している」と言っている様子を紹介していました。

また日本では国籍法が改正され、ジャピーノが日本国籍を取ることが可能となったのに比べ、韓国ではコピーノ支援法案が国会で論議されただけで成立していないために、コピーノは不利益をこうむっているとも伝えています。

しかしジャピーノの場合は、太平洋戦争の敗戦によりフィリピンから強制送還された日本人子孫も含んでおり、コピーノの問題と同列に扱うのは無理があります。

こうしたあまりにもステレオタイプ的な報道の仕方に、韓国でもネチズンの一部は辟易しているようでしたが、どうしてMBCはこのような意図的な企画の特集を組んだのでしょう。コピーノの支援団体は、この番組の企画に絡んでいるのでしょうか。気になるところです。