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2013年5月31日金曜日

駐大阪韓国総領事、韓国軍などの慰安婦「うそ、でたらめだ」

23日、イ・ヒョンジュ駐大阪韓国総領事は、「韓国を含む他国の軍も女性を活用していた」との橋本大阪市長の発言に「うそ、でたらめだ」と反論したと、共同通信が報じていたそうです(共同通信のイ・ヒョンジュ駐大阪韓総領事発言要旨)。

このイ総領事の発言に反する記述が、韓国の平和女性会の2008年12月号のニュースレター(筆者はイ・ナヨン中央大学校社会学科教授)にあったので紹介します。

4.朝鮮戦争(1950-53):国家規制主義の限定的復活

日帝植民地と米軍政時期が基地の村の構築に必要な下部構造を用意したとすれば、朝鮮戦争は基地の村の成長に主要な肥沃な土壌を提供した。戦争勃発直後から韓国戦に投入された外国軍人は、1951年の約20万人から1953年には32万5千人に増加した。これに伴い、韓国政府の立場では自国女性の貞操管理という次元から「若い」外国兵士たちの性欲管理が主要な問題として浮び上がり、国連軍を導く米国の立場からは、戦闘に疲れた兵士たちを慰めることが戦闘力維持のための必須課題として浮び上がった。これに対し、韓国政府は特定の場所に慰安所を設置し、登録制を実施。売春女性たちに強制的に性病検診を受けさせ、許可を受けた業者と売春女性たちからは一定の税金を徴収するなど、名実共に「公娼制」を復活させた。特に兵士たちの性的欲求解消を通じた軍の士気高揚の次元から軍慰安所が設置されたが、イ・イマ(2004b)によると、1950年夏の釜山慰安所の設置に続き、馬山には連合軍慰安所5ヶ所が設置され、1951年には釜山にだけ慰安所74ヶ所と国連軍専用ダンスホール5ヶ所が許可されたという(130)。慰安所は韓国軍が直接介入して設置。民間業者が監督する形式と民間業者が初めから主導的に関係当局に申請し、政府が許可する方式の二種類に分けられる。
この問題に関しては、韓国ではすでに複数のメディアで紹介されています。慰安婦だった女性の証言もあり、イ総領事が「うそ、でたらめだ」と言っていること自体が「うそ、でたらめだ」の可能性が高いです。

ちなみに、上記の引用は朝鮮戦争当時の韓国の慰安婦に関してのものですが、ベトナム戦争の際には、韓国からは「国際演芸人」という名称で慰安婦が派遣されていたといいます。