26日、黄海のペンニョン島西南海域で起きた韓国海軍の浦項級コルベット「天安(チョナン)」が沈没してから3年が経ちました。韓国ではパク・クネ大統領も出席した国立大田顕忠院をはじめ、各地で追悼式がおこなわれたといいます。
「天安」艦沈没に関しては、韓国ではペンニョン島砲撃事態があったこともあり、「北朝鮮犯行説」を信じる人が多いものの、国防部主体の国際軍民合同調査団が公表したリポートは、操作しているといわれても仕方がない内容で、信憑性に疑問が持たれています。
一方、それを追及する「専門家」や一部の進歩系メディアについても、怪しげな経歴やデタラメな実験などから、検証の内容に信頼を得られていないというのが実情です。
そういったなかで、「北朝鮮犯行説」に懐疑的な態度をみせていた「天安艦真相調査特別委員会」のホン・ヨンピョ民主統合党議員が進歩系メディアと目されているメディアオヌルのインタビューに対し、「国民の疑惑提起に政府が明確な答えをだせなかったという不十分さは残っているが、政府発表を信じるほかない状況」で、「政府発表をひっくり返すほどの証拠や明白な科学的根拠が必要だが、それなしに(世論を?)リードして行くことは難しい」と述べたと伝えられています。
2013年3月27日水曜日
民主統合党議員、哨戒艦沈没は「政府発表を信じるほかない」
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