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2013年1月12日土曜日

東平壌火力発電所



1980年代に入り、平壌の電力消費量が拡大すると、1970年に完成していた平壌火力発電所に続く新たな火力発電所が必要になり、楽浪区域土城洞に作られたのが東平壌火力発電所。

1989年に着工した東平壌火力発電所は、建設をサポートしていたソ連が国内問題から支援が難しくなったことから完成が遅くなり、当初の計画よりも遅い1997年から稼動しはじめたとのことです。

また70万キロワット級を予定していた発電量も、50万キロワット程度とみられていますが、実際には燃料である石炭の供給を受けられないためにフル稼働できず、十分な電力供給には至っていないようです。

2008年には電力供給量を増やすために稼働率を上げようと、生産工程から事務処理までの電算化をおこない、ドイツや米国・日本などに劣らない設備を整えたと発電所の支配人が語っていたようですが、映像を見る限りにおいては、最新式のものではなく、何世代か前の設備のようです。