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2012年11月20日火曜日

北朝鮮、携帯電話利用者150万人突破

エジプトのオラスコムテレコム(Orascom Telecom Media&Technology=OTMT)社のナギブ・サウィリス社長は、米国の雑誌「フォーブス」のインタビューに対し、北朝鮮において携帯電話の利用者が150万人に達していることを明らかにしていました。

OTMTは北朝鮮において「高麗リンク」という名前で移動通信サービスを独占的に展開しているといいます。

北朝鮮での移動通信サービスのテリトリーカバレッジは約14%、人口カバー率で90%、主要15都市と100以上の中小都市および一部鉄道や高速道路で携帯電話の利用が可能だとのこと。

利用者は昨年末の95万人から今年末には170万人になると予想され、この1年での利益は1億4,500万ドルになるはずなのだとか。

サウィリス社長は、北朝鮮の移動通信サービスの独占的な権利は今年末で終了するものの、2015年まで延長することができるため、新規参入する業者に対する優位性をたかめるために、引き続きネットワークの拡大などをおこなっていくとのこと。

またOTMTが投資し、運営権を持っていると報じられている柳京ホテルに関しては、昨年夏に改修工事はすでに終わっており、「高麗リンク」の本部を移転する計画だとか。ホテルの運営は(国際的な大手ホテルチェーンの)ケンピンスキーがおこなうことで合意していると記事にはあります。