仁川には日本による植民地時代からある万石(マンソク)洞、別名「アカサキ村」というドヤ(チュクパン=쪽방)の立ち並ぶ貧民街があります。ほとんどの家にはトイレがなく、住民は6ヶ所ある共同トイレを使用しているといいます。
ここは万石埠頭の労働者の宿舎だったところに朝鮮戦争の避難民が入ってスラム化したようです。
アカサキ村には現在274世帯、548人が居住しているといいます。このうち50歳以上の人が40%を占めていて、施設の老朽化で再開発の必要があるものの、土地を離れても行く手がない人が多かったのが、市の進めるリモデリング事業によって、現在ここに暮らしている住民が全員そのまま住めるようになるということで話題になっています。
再開発というと、従来だと用役と呼ばれる追い出し屋が住民を無理やり立ち退かせて問題になっていましたが、京仁放送によると、仁川市は現在住んでいる住民には月5万ウォンほどの家賃で住めるようにするとのことです。韓国の行政もずいぶんと変わりました。
アカサキ村には現在274世帯、548人が居住しているといいます。このうち50歳以上の人が40%を占めていて、施設の老朽化で再開発の必要があるものの、土地を離れても行く手がない人が多かったのが、市の進めるリモデリング事業によって、現在ここに暮らしている住民が全員そのまま住めるようになるということで話題になっています。
再開発というと、従来だと用役と呼ばれる追い出し屋が住民を無理やり立ち退かせて問題になっていましたが、京仁放送によると、仁川市は現在住んでいる住民には月5万ウォンほどの家賃で住めるようにするとのことです。韓国の行政もずいぶんと変わりました。